
生活習慣病のリスクを減らす、新しい筋トレ!野坂式エキセントリックトレーニング法は、楽で効率が良いだけではない!
野坂式エキセントリックトレーニング法で生活習慣病のリスクが減る
前回のブログで、野坂式エキセントリックトレーニング法は、今までの重力に逆らってウェイトを持ち上げるコンセントリックトレーニングに比べて、「楽に感じるのに、圧倒的な効果が望める」メリットがあるとお伝えしました。
しかし、それだけではない、様々な効果があることが、研究によって明らかになっています。今回は「生活習慣病のリスクが減る」効果についてお伝えします。
生活習慣病は、本人の知らない間に進行する
不規則で偏った食事や食べ過ぎ、日頃の運動不足、ストレスなどのある生活を続けた結果、起こる病気の総称を「生活習慣病」と言います。具体的には高血圧、脂質異常症、糖尿病、動脈硬化、などです。
体重の増加は生活習慣病を引き起こすリスクを上げる事も明らかとなっています。健康診断でひっかかり、お医者さんに生活習慣の改善として、食事や運動の指導を受けた方も多いと思います。
脳卒中・心筋梗塞・糖尿病など、三大疾病につながる動脈硬化
生活習慣病を放置すると危険なのが、「糖尿病」と「動脈硬化」です。この2つの病気は進行していても本人が気づかないことです。痛みもなく、見た目にも変化がなく、自覚症状がないので分かりません。実際、年々患者数が増えています。
また、日本人の死因の第1位は「がん」ですが、第2位、第3位の「心疾患」、「脳血管疾患」を合計すると「がん」と同じくらいの数の人々が亡くなっています。これら心疾患や脳血管疾患の原因の大部分は動脈硬化です。
糖尿病のリスクを減らすには、
・安静時の血糖値やインスリンが下がること
・そして動脈硬化のリスクを減らすには中性脂肪が下がること
が必要です。


安静時の糖値や、インスリン、中性脂肪数値が軒並み下がる
オーストラリア エディスコーワン大学 野坂和則 教授の研究によると、

GLU・・・糖代謝 INS・・・インシュリン HbA1C・・・血糖値 TG・・・中性脂肪 TC・・・総コレステロール LDL・・・悪玉コレステロール HDL・・・善玉コレステロール
エキセントリックトレーニングを行なった人たちの安静時の血糖値やインスリン、中性脂肪などが軒並み下がっていました。悪玉と呼ばれるLDLコレステロールは下がり、逆に善玉と呼ばれるHDLコレステロールの数値は上がっていました。
このように糖代謝と脂質の代謝に関わる数値は、いずれもエキセントリックトレーニングのグループが、コンセントリックトレーニングのグループをはるかに上回りました。糖代謝がうまく行かなければ糖尿病、脂質代謝に問題があれば動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病のリスクが高まります。エキセントリックトレーニングを行うことで、こうしたリスクを下げる可能性があることが分かったのです。
メディサイズジムでは、表面的なカラダの変化だけでなく、同時に健康の質も高めるトレーニングを行います。
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